エプソンの人気プリンター「EP-716A」と「EP-715A」は、どちらもカラリオシリーズのA4対応インクジェットプリンターです。
しかし、どちらを選ぶべきか迷っている方も多いのではないでしょうか?
この記事では、EP-716AとEP-715Aの性能・機能の違いを詳しく比較し、それぞれの特徴やおすすめの選び方をわかりやすく解説します。
EP-716AとEP-715Aの基本スペック比較
エプソンのカラリオシリーズの中でも人気のA4インクジェットプリンター「EP-716A」と「EP-715A」。
両機種はデザインや基本性能が似ているため、どちらを選ぶべきか迷っている方も多いでしょう。
ここでは、まず基本スペックの違いについて詳しく解説します。
発売日と価格の違い
まず、発売時期を比較してみましょう。
- EP-716A:2023年10月19日発売
- EP-715A:2022年10月発売
EP-716AはEP-715Aの後継モデルとしてリリースされており、新しい機能が追加されている可能性があります。
価格については、どちらもオープンプライスのため、販売店ごとに異なります。
一般的に、新しいEP-716Aのほうがやや高めの価格設定になっていることが多いです。
インクの種類と対応カートリッジ
インクの種類はプリンター選びの重要なポイントの一つです。
- EP-716A:染料6色インク(独立カートリッジ)
- EP-715A:染料6色インク(独立カートリッジ)
どちらも6色インクを使用しており、発色が良く、特に写真印刷に適しています。
また、どちらもエプソン純正の「サツマイモ」インクに対応しており、独立カートリッジ方式のため、必要な色だけ交換できるのが特徴です。
印刷速度・画質の違い
印刷速度と画質も比較してみましょう。
- EP-716A: L判写真印刷 約17秒
- EP-715A: L判写真印刷 約18秒
わずか1秒の差ですが、EP-716Aのほうが若干速くなっています。
また、どちらも6色インクを採用しており、高精細な写真印刷が可能です。
基本スペックの違いをまとめると、EP-716Aは後継機として若干の改良が加えられており、印刷速度がわずかに向上しているという点がポイントです。
EP-716AとEP-715Aの機能比較
EP-716AとEP-715Aは基本スペックが非常に似ていますが、実際の使い勝手に関わる機能面では違いがあるのでしょうか?
ここでは、プリント・コピー・スキャン機能やスマホ連携、給紙方法の違いについて詳しく比較していきます。
プリント・コピー・スキャン機能の違い
どちらの機種も、プリント・コピー・スキャンの3機能を備えたオールインワンモデルです。
対応している機能を比較すると、次のようになります。
機能 | EP-716A | EP-715A |
---|---|---|
プリント | 〇(A4対応) | 〇(A4対応) |
コピー | 〇(カラー対応) | 〇(カラー対応) |
スキャン | 〇(1200dpi) | 〇(1200dpi) |
基本的な機能に大きな差はありませんが、EP-716Aは印刷処理の速度が若干速いという特徴があります。
また、スキャンの解像度はどちらも1200dpi対応で、文書や写真のスキャンに十分な性能を備えています。
スマホ連携やワイヤレス機能の違い
最近のプリンターはスマホからの印刷機能が重要視されるようになっています。
EP-716AとEP-715Aのスマホ対応機能を比較すると、次のようになります。
- EP-716A:スマホからのプリント対応、QRコード接続可能
- EP-715A:スマホからのプリント対応
どちらもスマホから簡単に印刷できる機能を備えていますが、EP-716AはQRコードを使った接続が可能になっています。
この機能により、スマホとプリンターをよりスムーズに接続できるため、使い勝手が向上しています。
給紙方法と対応用紙サイズ
給紙方法や対応用紙サイズも、プリンター選びの重要なポイントです。
EP-716AとEP-715Aの給紙仕様を比較すると、次のようになります。
項目 | EP-716A | EP-715A |
---|---|---|
給紙方式 | 前面給紙(A4 最大100枚) | 前面給紙(A4 最大100枚) |
対応用紙サイズ | L判~A4 | L判~A4 |
給紙方式や対応用紙サイズに違いはなく、どちらもA4用紙を最大100枚セットできます。
このように、EP-716AとEP-715Aの機能面での違いはわずかですが、スマホ連携のしやすさや印刷速度の向上がEP-716Aのメリットといえます。
EP-716AとEP-715Aの使いやすさの違い
プリンターを選ぶ際、スペックや機能だけでなく使いやすさも重要なポイントになります。
EP-716AとEP-715AはどちらもコンパクトなA4インクジェットプリンターですが、細かな使い勝手の違いを比較していきましょう。
操作パネル・UIの違い
日常的に使うプリンターだからこそ、操作のしやすさは重要です。
EP-716AとEP-715Aの操作パネルを比較すると、以下のようになります。
- EP-716A:2.7型カラー液晶タッチパネル
- EP-715A:2.7型カラー液晶パネル(タッチ非対応)
どちらも2.7型のカラー液晶パネルを搭載していますが、EP-716Aはタッチ操作が可能になっています。
ボタン操作が苦手な方や、スマホ感覚で操作したい方にとっては、タッチ対応のEP-716Aの方がより直感的に使えるでしょう。
設置スペースやデザインの比較
プリンターはデスクや棚に設置することが多いため、サイズやデザインも選択のポイントになります。
EP-716AとEP-715Aのサイズは次の通りです。
項目 | EP-716A | EP-715A |
---|---|---|
本体サイズ(幅×奥行×高さ) | 390×338×163mm | 390×338×163mm |
重量 | 約6.3kg | 約6.3kg |
サイズや重量は全く同じで、どちらもコンパクト設計になっています。
前面給紙方式なので、奥行きのあるスペースでなくても設置しやすい点も共通しています。
メンテナンスのしやすさ
プリンターを長く使うためには、メンテナンスのしやすさも重要です。
EP-716AとEP-715Aのメンテナンスに関する違いを比較すると、次のようになります。
- EP-716A:独立インクカートリッジ方式、クリーニング機能あり
- EP-715A:独立インクカートリッジ方式、クリーニング機能あり
どちらも独立インク方式を採用しており、必要な色だけ交換できるためインクコストを抑えやすいです。
また、自動クリーニング機能も搭載されているため、ノズルの詰まりを防ぐことができます。
EP-716AとEP-715Aはどっちがおすすめ?
ここまでEP-716AとEP-715Aの違いを詳しく見てきました。
では、実際にどちらを選ぶべきか、用途ごとにおすすめのモデルを紹介します。
写真印刷を重視するならどちら?
写真印刷をメインに使いたい場合は、EP-716Aがおすすめです。
理由は以下の通りです。
- 印刷速度がEP-715Aよりも若干速い(L判写真:約17秒)
- スマホからの印刷がしやすい(QRコード接続対応)
- タッチパネル対応で操作性が向上
文書印刷やビジネス用途に向いているのは?
文書印刷やビジネス用途がメインの場合、どちらの機種も同じくらい使いやすいですが、コストを抑えたいならEP-715Aも選択肢になります。
理由は以下の通りです。
- 印刷速度の差はわずか(1秒程度)
- 基本機能はEP-716Aとほぼ同じ
- 販売価格がEP-716Aよりも安いことが多い
コストパフォーマンスを重視するなら?
コストパフォーマンスを重視するなら、EP-715Aの方が適しています。
基本性能はEP-716Aとほぼ同じで、価格が安いため、お得にプリンターを購入したい方におすすめです。
EP-716A vs EP-715Aの違いまとめ
どちらを選ぶべきか最終結論
最後に、EP-716AとEP-715Aの違いを簡単にまとめます。
項目 | EP-716A | EP-715A |
---|---|---|
発売年 | 2023年 | 2022年 |
印刷速度 | 約17秒(L判) | 約18秒(L判) |
スマホ接続 | QRコード接続対応 | 非対応 |
操作パネル | 2.7型タッチパネル | 2.7型液晶パネル(タッチ非対応) |
価格 | やや高め | やや安め |
最新機能や操作性を重視するならEP-716A、コストを抑えつつ基本機能を使いたいならEP-715Aが適しています。
どちらも高品質なプリンターなので、自分の用途に合ったモデルを選びましょう!
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