エプソンの人気プリンター「EW-M754T」と「EW-M752T」は、どちらもエコタンク搭載のコストパフォーマンスに優れたモデルです。
しかし、「この2機種の違いは?」「どっちを選べばいいの?」と悩む方も多いでしょう。
本記事では、EW-M754TとEW-M752Tの違いを、機能・価格・性能の観点から3回に分けて詳しく解説します。
今回は第1回として、基本情報とスペックの違いを比較していきます。
EW-M754TとEW-M752Tの基本情報と違い
エコタンク搭載の共通ポイント
まず、EW-M754TとEW-M752Tには共通する特徴があります。
- エコタンク方式を採用し、インクコストを大幅に削減
- 染料と顔料を組み合わせた5色インクで高品質な印刷
- 無線LAN対応で、スマホやタブレットからも印刷可能
- A4サイズまでのプリントに対応し、写真印刷も美しい
このように、どちらのモデルもエコタンク方式を採用し、高品質なプリントを低コストで楽しめるというメリットがあります。
主要なスペック比較表
次に、EW-M754TとEW-M752Tの主要なスペックを比較してみましょう。
項目 | EW-M754T | EW-M752T |
---|---|---|
インク方式 | エコタンク(5色) | エコタンク(5色) |
印刷解像度 | 5,760×1,440dpi | 5,760×1,440dpi |
印刷速度(カラー) | 約9.0ipm | 約8.8ipm |
印刷速度(モノクロ) | 約12ipm | 約11ipm |
自動両面印刷 | 対応 | 対応 |
タッチパネル | 4.3型ワイド | 3.7型ワイド |
こうして比較すると、印刷速度とタッチパネルのサイズに違いがあることが分かります。
EW-M754Tのほうがやや高速な印刷性能を持ち、タッチパネルも大きいため、操作性が向上しています。
デザインとサイズの違い
デザインやサイズについても、わずかに違いがあります。
- EW-M754T:光沢感のあるデザインで、やや大きめ
- EW-M752T:シンプルでコンパクトなデザイン
設置スペースが限られている場合は、EW-M752Tの方が適している可能性があります。
EW-M754TとEW-M752Tの機能を比較
今回は、それぞれの機能面の違いに注目し、印刷速度や解像度、スマホ連携機能などを詳しく比較していきます。
印刷速度と解像度の違い
印刷速度と解像度は、プリンター選びの重要なポイントです。以下の表で比較してみましょう。
項目 | EW-M754T | EW-M752T |
---|---|---|
印刷解像度 | 5,760×1,440dpi | 5,760×1,440dpi |
印刷速度(カラー) | 約9.0ipm | 約8.8ipm |
印刷速度(モノクロ) | 約12ipm | 約11ipm |
印刷解像度はどちらの機種も5,760×1,440dpiで同じですが、印刷速度に若干の違いがあります。
EW-M754Tの方が、モノクロ・カラーともに若干高速な印刷が可能です。
対応用紙サイズ・給紙方法
プリンターを選ぶ際には、対応する用紙サイズや給紙方法も重要なポイントです。
- 対応用紙サイズ:どちらの機種もA4~L判まで対応
- 給紙方法:EW-M754Tは1段カセット+手差し給紙、EW-M752Tはカセットのみ
- 自動両面印刷:どちらのモデルも対応
給紙の柔軟性を考えると、手差し給紙が可能なEW-M754Tの方が利便性が高いと言えます。
スマホ・Wi-Fi接続の使いやすさ
近年のプリンターはスマートフォンやWi-Fiを利用した印刷が主流となっています。EW-M754TとEW-M752Tも無線LANに対応していますが、細かい違いを見ていきましょう。
- Wi-Fi Direct対応(どちらの機種も対応)
- アプリ対応:「Epson Smart Panel」に対応し、スマホから簡単に操作可能
- タッチパネルのサイズ:EW-M754Tは4.3型、EW-M752Tは3.7型
スマホとの連携や操作のしやすさを重視する場合、タッチパネルが大きいEW-M754Tの方が使い勝手が良いでしょう。
EW-M754TとEW-M752Tの価格・ランニングコストを比較
今回は、価格やランニングコストについて比較し、どちらのモデルがよりコストパフォーマンスに優れているのかを見ていきます。
本体価格の違い
プリンターを購入する際、最初に気になるのは本体価格です。以下の表で比較してみましょう。
項目 | EW-M754T | EW-M752T |
---|---|---|
メーカー希望小売価格 | 約46,750円(税込) | 約42,000円(税込) |
本体価格に関しては、EW-M754Tの方がやや高めに設定されています。
ただし、その分タッチパネルの大きさや印刷速度、給紙の柔軟性などのメリットがあるため、単純な価格差だけでなく、機能面も考慮して選ぶことが重要です。
インクコスト・印刷コスト
プリンターのランニングコストを考える際に、インク代や1枚あたりの印刷コストは重要な要素です。
項目 | EW-M754T | EW-M752T |
---|---|---|
カラー印刷コスト(A4) | 約3.5円/枚 | 約3.5円/枚 |
モノクロ印刷コスト(A4) | 約1.5円/枚 | 約1.5円/枚 |
インク方式 | エコタンク(ボトルタイプ) | エコタンク(ボトルタイプ) |
どちらのモデルもエコタンク方式を採用しており、ランニングコストはほぼ同じです。
エコタンク方式により、従来のカートリッジ式プリンターと比べてインク交換の頻度が少なく、コストを大幅に削減できる点がメリットです。
耐久性とメンテナンス費用
プリンターは長期間使用するものなので、耐久性やメンテナンス費用も重要です。
- どちらのモデルも交換式メンテナンスボックスに対応しており、長期間の使用が可能
- メーカー保証として5年サポートサービス「カラリオスマイルPlus」が利用可能
- 修理サポートプランには「全額サポート(8,800円)」と「半額サポート(5,500円)」の2種類がある
どちらのモデルも、耐久性が高く、長く使える仕様になっているため、メンテナンス費用に関しても大きな違いはありません。
EW-M754TとEW-M752Tのどちらを選ぶべきか?
こんな人にはEW-M754Tがおすすめ
- 印刷速度を重視する人(モノクロ・カラーともにやや高速)
- 大きなタッチパネルで操作したい人(4.3型ワイドタッチパネル搭載)
- 手差し給紙を使いたい人(給紙の柔軟性がある)
こんな人にはEW-M752Tがおすすめ
- 本体価格を少しでも抑えたい人(価格がやや安い)
- コンパクトなプリンターを求める人(省スペースで設置可能)
- 基本的な機能があれば十分な人(印刷コスト・品質は同等)
購入前にチェックしたいポイント
どちらのモデルもエコタンク搭載で印刷コストが安く、基本的な機能に大きな違いはありません。
ただし、操作性や給紙の柔軟性、印刷速度などで違いがあるため、自分の使用目的に合ったモデルを選ぶことが重要です。
まとめ|EW-M754TとEW-M752Tの違いを理解して最適な選択を!
違いをおさらい
- 本体価格はEW-M752Tの方がやや安い
- 印刷速度や操作性はEW-M754Tの方が優れている
- ランニングコストや耐久性はどちらもほぼ同じ
おすすめの購入先情報
最新の価格や在庫状況は、公式サイトや家電量販店のオンラインショップで確認するのがおすすめです。
特に、エプソンダイレクトショップでは保証やサポートが充実しているため、安心して購入できます。
まとめ
今回は、EW-M754TとEW-M752Tの価格・ランニングコストの違いについて詳しく比較しました。
スペック・機能・コストの観点から比較しましたが、どちらのモデルも優れたプリンターであることが分かりました。
この記事を参考に、ご自身の用途に合ったプリンターを選んでください!
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