エプソンの人気プリンター「EP-885AW」と「EP-886AW」。新しい型番が出るたびに、どのような違いがあるのか気になる方も多いのではないでしょうか?
実際のところ、この2機種の基本的な性能は大きく変わらず、どちらを選んでも高品質なプリントが可能です。しかし、価格やデザイン、細かな仕様の違いがあるため、どちらを購入すべきか迷う方もいるでしょう。
本記事では、「価格」「性能」「インク」の3つの観点から、EP-885AWとEP-886AWの違いを詳しく比較し、それぞれの特徴を解説します。
EP-885AWとEP-886AWの基本的な違いとは?
エプソンの人気インクジェットプリンターEP-885AWとEP-886AWの違いを知りたい方は多いでしょう。
どちらもカラリオシリーズのA4対応インクジェットプリンターで、家庭用プリンターとして高い人気を誇ります。
それでは、まず基本的な違いについて詳しく見ていきましょう。
発売年の違いと型番変更の理由
EP-885AWは2022年10月発売、EP-886AWは2023年10月発売です。
エプソンのカラリオシリーズは毎年新しい型番に変更されますが、これは機能の大幅な変更ではなく、市場での価格調整や最新のOS対応を目的としている場合が多いです。
デザインや操作パネルの違い
デザインについては両機種ともホワイト・ブラック・レッドの3色展開となっており、大きな変更はありません。
また、操作パネルやディスプレイのサイズ、メニュー表示などもほぼ同じです。
細かいデザインの変更はあるものの、ユーザーが使用感で違いを感じることは少ないでしょう。
EP-885AWとEP-886AWの価格を比較!どちらがお得?
次に、EP-885AWとEP-886AWの価格の違いを比較していきます。
新型と旧型の価格はどのように変わるのでしょうか?
最新の価格情報
2025年2月時点での最安価格は以下の通りです。
- EP-885AW:27,500円(最安値)
- EP-886AW:25,823円(最安値)
新しい型番であるEP-886AWの方が安価になっているのは意外かもしれません。
これは、新しいモデルが市場に広く流通し、販売競争が起こるためと考えられます。
型落ちモデルを選ぶメリット・デメリット
旧型のEP-885AWを選ぶメリットは在庫がある限り購入できることです。
一方で、型落ち品は在庫が少なくなりやすく、販売店が少なくなることで価格が逆に上がる可能性もあります。
そのため、価格が安い方を選ぶのが賢い選択と言えるでしょう。
印刷機能や解像度の比較
EP-885AWとEP-886AWの解像度はどちらも5760×1440dpiで、細かい文字や写真も美しく印刷できます。
また、インクは6色染料インクを使用しており、鮮やかな発色が特徴です。
したがって、印刷品質に違いはほとんどありません。
スキャナー・コピー機能の違い
スキャナーの解像度も1200dpi×4800dpiで、こちらも両機種とも同じ仕様です。
そのため、スキャン性能に関してもEP-885AWとEP-886AWで違いはありません。
コピー機能についても、両モデルとも基本的なコピー機能(拡大・縮小・複数枚コピー)を搭載しています。
Wi-Fi接続やスマホ連携の違い
どちらのモデルも、Wi-Fi Direct、AirPrint、Epson Connectに対応しており、スマホやタブレットから簡単に印刷できます。
また、クラウドプリントやスマートスピーカーにも対応しており、最新の機能をフルに活用できます。
この点においてもEP-885AWとEP-886AWの違いはありません。
消費電力やエコ性能
消費電力はどちらも20Wで、電気代の違いはほぼありません。
さらに、エコマーク認定を取得しており、環境にも配慮した設計となっています。
結論:性能面での違いはほぼなし
ここまでの比較で分かるように、EP-885AWとEP-886AWの性能に関しては、基本的に同じ仕様です。
印刷品質、スキャン・コピー機能、Wi-Fi接続、消費電力など、すべて同じスペックのため、性能で選ぶならどちらを選んでも問題ありません。
EP-885AWとEP-886AWのインクの違い
結論から言うと、EP-885AWとEP-886AWは同じインクを使用しています。
どちらのモデルも、エプソン純正の「6色染料インク(カートリッジ式)」を採用しており、使用するインクの型番も共通です。
そのため、どちらの機種を選んでも、インクの種類や交換方法に違いはありません。
インクの型番と対応カートリッジ
EP-885AWとEP-886AWの対応インクは、以下の通りです。
- 標準容量インク:KUIシリーズ(KUI-6CL / KUI-6CL-L)
- 大容量インク:KUI-6CL-L(KUIシリーズの大容量版)
標準インクと大容量インクがあり、印刷頻度に応じて選択可能です。
印刷枚数が多い場合は、大容量インクを選ぶことでコストパフォーマンスが向上します。
ランニングコストの比較
公式情報によると、1枚あたりのインク・用紙合計コストは約31.5円となっています。
これはEP-885AW、EP-886AWともに同じ数値です。
ランニングコストを抑える方法
インクコストを節約するためには、以下の方法がおすすめです。
- 純正の大容量インクを使用する(1枚あたりのコストを抑えられる)
- エコモードで印刷する(インクの消費を抑えられる)
- 写真印刷を控える(カラーインクの消費を抑える)
また、互換インクを使用することでコストを下げることも可能ですが、純正インクの方がプリンターのトラブルを避けやすいため、注意が必要です。
まとめ:EP-885AWとEP-886AWの違いを総合評価
最終的に、どちらを選んでも基本的な性能やインクは同じであり、型番変更による大きな違いはありません。
EP-885AWとEP-886AWの選び方
- 価格が安い方を選ぶのがおすすめ(市場価格をチェック)
- 性能はどちらも同じ(印刷品質・スキャナー機能・Wi-Fi対応)
- インクの種類も変わらない(KUIシリーズが共通)
もし、どちらを購入するか迷っているなら、より安く手に入る方を選ぶのがベストです。
以上で、EP-885AWとEP-886AWの違いについての比較記事を終わります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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